【ご縁人vol.3】法人役員会(檀家様・外部役員の皆様)

山口礼弘様・青木春憲様・鈴木正篤様・良知麻弥様

大覺寺全珠院役員会は、令和4年8月に方針を一新しました。

それまでは、「旧大覺寺村」を中心とした古くからいらっしゃる檀家様での構成でしたが、新しい声を取り入れることとなり、「檀家様(大覺寺以外)」そして「外部役員」より選任いたしました。

その皆様からの意気込みをお届けします。

山口礼弘様

私が大覺寺全珠院様の檀家となり27年、初めて訪れたときは区画整理前で、まだ小さな古いお寺であった事を思い出します。当時私の子供は6歳と5歳、家族で訪問した際、曽根住職様が「うちの娘と同じ年ぐらいですね」と話しをした事、「このお寺はこうしていきたい、その為には自分はこんな考えでこう言う事をやらなければいけない」と熱く語られたことが記憶に残っています。「深い志を持ち使命感に満ちた住職だなぁ」と母親と妻と帰りの車中で話した事が記憶にあります。

 区画整理に伴い当院も整備され、千年先まで見守っていただける日本最大の千手観音様が開眼されましたが「完全なお姿ではない、光背台座を何とかして造りたい。いや造らなければいけないんだ」と曽根住職の熱き使命感にグッとくるものがありました。

 千年先の未来はどうなっているのだろう?しかし千年先も千手観音様は私たちを見守ってくださっている、人々の心の拠り所「権力ではなく縁起の象徴」として。

 皆様にも「千年仏縁起」に御賛同いただき暖かいお気持ちとご支援を心からお願い申し上げます。

青木春憲様

今回、若輩ながら役員に仰せつかりました。

 その初年度にこの様な「千年仏縁起事業」が発足され戸惑っておるのが現在の私の実情です。

 初めて参加させて頂いた役員会の時、住職から、お観音様が完成していない事を知り恥ずかしいやら自分の無知を知らされた感がありました。

 私たち家族が全珠院様にお世話になり早二十年近く経っております。今まで只々、頼ることばかりでお役に立てる様な事は出来ておりませんでした。その事が今回役員を御請する理由の一つでもありました。

 今後私にどんな事が出来るのか、お役に立てるのか判りませんが精一杯、ご協力させて頂きます。

 「千年仏縁起事業」の発足、「千年仏縁起」の実現、応援いたします。

 

鈴木正篤様

1,000年という年月は、自然界ではほんのわずかな時間ですが、私たち人間にとっては果てしなく長い歳月に感じます。

 それだからこそ、この事業には大きなロマンと魅力を感じます。

 自分自身が結末を見ることは当然できず、その思いを1,000年後の人々に託す。その全てを最初から見られるのは千手観音様ただお一人という事実。日々の生活に追われ縮こまっている自分には、背筋が伸び、もっと前を向ける気持ちになります。

 30年以上前、そんな夢いっぱいの事業のはじまりに、ほんの少しですが関わらせていただけたことは大変ありがたく、嬉しいことでした。

 そして、千手観音様をこの地にお迎えして20年の節目に、お檀家の皆様と一緒に、また新たな事業に取り組めることは、とてもありがたいことです。

今回は、千手観音様ご自身がそのお姿をもって私たちを支え、励ましてくださっています。そして、たくさんの人々をあたたかな眼差しで見守ってくださっています。

 伝統を引き継ぎながらも、新しい感覚や知識、技術を積極的に取り入れ事業を進めていくことが今回は大切になるでしょう。

 お檀家の皆様とともに、たくさんの人々の幸せと、それが末永く続くことを願い事業を進めていきましょう。

良知麻弥様

 焼津の皆様はもとより、多くの方々の事を温かく静かに見守ってくださる焼津千手大観音様。その素晴らしい観音様を完成にお導きして後世に引き継でいくために今、千年仏縁起事業としてプロジェクトが始まろうとしています。本堂に一歩足を踏み入れて観音様を拝見した時の圧倒的な存在感とオーラ。それを感じた方は、必ずやこの素晴らしい焼津千手大観音様を一人でも多くの方に観て頂きたいと自然と心が動かされるのではないでしょうか。

またご住職様の観音様とお寺をお守りになろうとするその強い志のお姿もこのプロジェクトの原動力だと感じています。多くの人々の気持ちが一つになった時長い階段を一段一段登っていけると確信しております。

 焼津から世界へ—。多くの人々の平和への祈りを込めた想いが必ずや形になると信じて応援メッセージと変えさせて頂きます。

ご支援のお願い

クラウドファンディング

https://readyfor.jp/projects/1000yaizusenjyukannon

2023年4月28日〜6月26日

クラウドファンディングに初挑戦しています。

All or Nothing 方式という、目標額達成できなければ、全額返金というものでの挑戦となります。

皆様のご支援が必要です。何卒よろしくお願いいたします。

寄付についてくる基本のご縁品

エピソード

小さい時に、通称「隣のおじちゃん」・本家さんの先代さんとたくさん遊んでいただきました。

御身造顕をしている時、私は小学生になったばかり。両親と遊びたい盛りだったのですが、父(住職)も母も忙しく構ってもらえません。その中、私を育ててくれたのは大覚寺の皆様でした。

「私にはお母さんがたくさんいることに気がついた」と母が亡くなって1年経った時、友達に私が言っていた言葉です。

母が亡くなって、心配になった大覚寺のご婦人たちが、私に大人としてのマナーや料理、そして気構えを教えてくださいました。小さい時と何一つ変わりません。

檀家様とはまた少し違う関係。私が嬉しい時は一緒に笑って、悲しい時は一緒に悲しむ、ひどい時は怒ってくれる。喜怒哀楽を共にしてくださいます。まるで千手観音様のようです。

私は、一緒に時間を過ごしてくださる大覚寺の皆様が大好きです。

造顕じの大覚寺の皆様のエピソードは「千年仏縁起」冊子に記載がございます。どうぞご覧いただけますと嬉しいです。

事務局長

Misato Sone

猫と旅とワインとKPOPをこよなく愛すアラサーです。

好きな言葉は

”Life for me these days is a lot about letting the unknown be wonderful.-Anne Hathaway ”

私にとって人生は、未知の部分を素晴らしいものにしていくこと。

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