【御礼】そして寄附について。

皆様こんにちは。千年仏事務局です。

「千年仏縁起」を発表させて頂いてから、はや1週間が立ちました。

その1週間でも反響をいただきまして、ありがとうございます。

「千年仏の新聞記事見てきましたよ!」とゴールデンウィークも相まってお声かけいただきありがたいです。

寄付金について

今回は、昨今タブー視されている「寄附」についてお話しさせてください。

私たち全珠院は、この20年間、檀家様をはじめとする皆様へ、寄附のお願いをしてきたことはありませんでした。

そのため、「寄附をお願いします」という一言を皆様にお伝えするまで、たくさんの勇気と懸念があったことお伝えさせください。

「寄附」という言葉に引っ張られた

昨年の痛ましい事件により、「宗教団体への寄付」がタブー視されています。

私たちは、曹洞宗の宗教法人ですが、ネームバリューがないことが懸念点となり、公的な組織には「寄附を募る宗教団体は・・・」と取り合っていただけないことを経験しました。

ネームバリューをつけるために、ご相談へ伺うと「新しい仏像なので・・200年後にきてください」とのことで、たらい回し、、というか、終止符を打たれてしまったわけです。

そもそもが、事業本質を見てくださいません。「日本で一番大きな木造漆箔造りの光背・蓮華座を造顕する。」ことは、そこそこな大事だと思うのですが、「クラファン」や「寄附」という言葉が出てしまうと。

「クラファンって・・・・笑」「人からとったお金でつくる気分ってどうですか?」などの言葉たち。

「人からお金を集めるために、事業をするのでは・・・?」と言われる方もいたり。

「もしかして、世間の皆様に発表したら大炎上になったりする、、、」など緊張した日もありました。

しかし皆様のお力で、「寄附」のイメージにとらわれていたのは私だったことに気がつきました。

根幹を見つめる

千年仏縁起は「未来千年を祈り、皆様一人一人のご縁と一緒に千年先へ継ぐ」を根幹に行っています。

揺るぎない事実です。法人一同がその想いで動いています。そして、これは決して世間に対して悪いことではなく、むしろこの「千年仏」を通して未来に残していける日本の伝統技法や固有なものが多くあると確信しています。

頂いたご意見や経験をもとに、「寄附を頂いて造仏をすること」を改めて考えました。

そして、この事業への想い、千年仏への想いを格好つけず、素直な言葉で皆様にお伝えすることにしたのです。

出来上がったのが冊子「千年仏縁起」になります。

先ほど述べた根幹を大事に、実直に進めていけば、

伸びた枝というご縁や、溢れ出した実という機会、そして咲き誇った私たちの未来は、

自然とついてくるのではないだろうかと思ったわけです。

今日までのこと

4月21日。世間よりも先に既存の檀家様に今回の事業をお伝えしました。

1週間後の28日、静岡新聞様が取り上げてくださったのもあり、多くの方に公式的に発表させていただきました。

「この素敵な事業の仲間に入れさせてくれてありがとう」

「きっと、日本いや世界に誇る大事業になるよ」

「行ったことないお寺さんだけど、応援しています」

暖かいメッセージばかりを頂いております。心から感謝しております。

クラウドファンディング、一般寄附をあわせると、この二週間で1000万円もの金額が集まりました。

本当にありがたいです。嬉しいです。

ー寄附は皆様から大切なお金を頂戴します。その頂いたお金を千年仏造顕に充てます。ー

行動としてはこの一文で終わってしまいますが、私はこの行動にたくさんの感謝と願いをこめたいと思っています。

そして素敵な未来こそを皆様への恩返しとさせていただきたいです。

感謝とお願い

皆様には本当に感謝しております。ご縁をありがとうございます。

引き続きのお願いになりますが、皆様の暖かなご支援をお願いしております。

千年仏完成までに1億7千万円の総工費が予想されております。

今、1/17までやってきました!着々とゴールは近づいています。

6月26日まではクラウドファンディング

その後は、一般寄附のみでお願いしております。(後日特設ページを設けます)

重ね重ねになりますが、何卒よろしくお願いいたします。

5年後、まばゆい光をまとった千年仏と皆様の笑顔に会えますこと、心から願っております。

千年仏事務局 局長 曾根深里

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